化学調味料⇔うま味調味料

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こんにちは。殺虫剤成分でてんてこ舞いの、食料部池田です。

まだまだ寒い冬ですが、暦のうえではもう春なんですね。
私は四季の中では春が一番好きです。
しかし原料高騰や中国産原料の問題で、今年の食品業界はのんびりぽかぽか、とはいかなそうですが(悲)

さて表題の通り、今回は化学調味料のお話です。

先日、調味料の製造メーカーの方とお話しする機会があり、そこで目からウロコの話を聞きました。

「化学調味料は、体に悪くないんです。」

!?

What!?

What do you say!!?


と、思わず英語になってしまいましたが、それくらい驚きました。

近年「食の安全・安心」が騒がれる中で、スロウフードだ無化調だと、目の敵のようにされている化学調味料。
その理由はもちろん、「体に悪いから」だと思い込んでいました。

ところがどっこい、メーカーさん曰く、その原料は天然資源だというのですね。

商品によって差はありますが、ある人気の商品の原料は、

トウモロコシ9:サトウキビ1

くらいだと言うのです。Really!?

そして基本的な製造方法は、その原料を発酵させてアミノ酸を抽出するだけ、という実にシンプルなものでした。


メーカーさんは続けます。

昔、NHKでこの商品の紹介があったときに、商品名を出せないという理由で、番組内でつけた呼び名が、「化学調味料」なんです、と。

ややや、「化学」なのは発酵させる過程だけなのですね。
それなら味噌やチーズの方がよっぽど科学的な気がします(笑)

イメージというのは恐ろしいなと、改めて思った次第です。


そして数年前、そのイメージから脱却するために変更した名前が、「うま味調味料」。

うーむ、これでイメージは変えられるのかどうなのか・・・。

そしてさらに、イメージの使い方でいえば私達の身近にも。

うま味調味料の別名は「グルタミン酸ナトリウム」と言います。
やはり名前はとても化学っぽいですね(笑)

要するにアミノ酸です。

肉のうま味成分、昆布のうま味成分、発酵食品のうま味成分等、種類は違いますが、大別すればすべてアミノ酸です。グアニル酸だのイノシン酸だの、実名はやっぱりそれらしいものです。
表記によってイメージが変わってしまうのは、カタカナの魔力、でしょうか?ハテサテ。

しかし近年流行のアミノ酸系ドリンクなんかも、実際の成分はこういったものですし、「ノーカロリー」を謳うチョコなんかに入っている甘味料は、それこそ完全に化学の力によるものが多いです。

なのにそれらについてはオーケー、問題視しない人が圧倒的に多いのですね。
(実際私もノーカロリーのコーラ等よく買いますし。)


食味については、「うまい・まずい」というよりは、「すき・きらい」という世界ですから、本当の意味で「正しい食品」なんていうのはありえないかもしれませんが。

「安全・安心」というのは、それ以前の大前提であると思いますので、今回目からこぼれたウロコを教訓に、もう一度日常の食品について考えてみようと思いました。


いやあ、つい熱がこもって長々と書いてしまいました。
最後まで読んでくださった皆様、ご清聴(ご清読?)ありがとうございました。

ポストMR.アミノ酸、食料部の池田でした。Thank you!!!

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このページは、新潟ケンベイが2008年2月 6日 19:11に書いたブログ記事です。

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